展覧会 開催終了

土屋幸夫展

-美術家、デザイナー、教育者

会  期:
2013年10月19日(土)〜2013年12月8日(日)
時  間:
10:00~18:00
※入館は17:30まで
休館日:
月曜日 ただし、11月4日(月曜日)は開館し、11月5日(火曜日)は休館。
観覧料:
一 般 500円(400)
大高生・65歳以上 400円(300)
小中生 無料
( )内は20名以上の団体料金、障がいのある方は半額・付添者1名は無料

主催:公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館

助成:公益財団法人 花王芸術・科学財団

開催一覧

●Tsuchiya Yukio (1911-1996)

近年、目黒区美術館では企画展としてデザインと美術の関わりをめぐる展覧会(ペリアン展、秋岡芳夫展、もうひとつの川村清雄展等々)の開催を重ねてきました。本展もまた、こうした展覧会とゆるやかに連続して、「美術とデザイン」に大きな足跡を残した土屋幸夫をとりあげます。

●Artist

土屋幸夫は1911・明治44 年に広島県尾道市生まれ。東京高等工芸学校の工芸図案科を卒業し、1933・昭和8 年、第2 回独立美術展に初入選を果たしました。その後は、創起美術協会や美術文化協会の創立に関わるなど、はやくから、シュールレアリスムなど尖端的な絵画を探求しました。応召を経て、そして戦後は日本アヴァンギャルド美術家クラブ結成に参加し、最晩年までながく個展やグループ展で発表を続けました。1950 年代にはフランスでアンフォルメル運動など同時代の美術に直接触れ、生地である広島への原爆投下を題材としたものなど、多くの抽象絵画を生みだしました。1970年前後からは、幾何学的な色面の構成へと転じ、さらにレディメイドやインスタレーションの手法も取り入れた斬新な作品を残しています。

●Designer

土屋幸夫は、画家・美術家として活動しただけでなく、商業デザインにも深くかかわり、製薬会社のロゴから製品パッケージ、販促印刷物までのデザインをはじめ、多くの優れたデザインを残しています。こうしたデザイナーとしての土屋の事務所には、無名時代の伊丹十三(俳優・映画監督)も所属していたのも興味深いところですが、その伊丹が事務所に在籍した当時の土屋は、学芸大学前に住み、目黒区とも浅からぬ縁があります。

●Educator

1957・昭和32 年から土屋は長く武蔵野美術大学で教鞭をとり、戦後の美術大学におけるデザイン教育の黎明に深くかかわりました。大学での教育者として優れた業績を残しただけでなく、1975・昭和50 年からは東京・銀座に「現代芸術研究室」を創設・主宰(1981・昭和56 年まで)、自らの美術家としての活動の拠点としただけでなく、若い世代の作家に発表の機会を設けるなど、大学教育の枠を越えた影響を多くの人に与えたことも特筆されます。

●Exhibition

本展はこうした土屋の活動の足跡を、1996・平成8 年の土屋の没後、自宅アトリエに残されていた、戦前から晩年にいたる絵画をはじめとする美術作品を中心に、デザイン資料等を交えて回顧いたします。
主な出品内容:
美術作品(平面・立体等)約80 点( 目黒区美術館・千葉市美術館・松戸市教育委員会美術館準備室・東京国立近代美術館の各館蔵品と個人蔵)。その他、デザイン関係資料他を予定しています。

●etc...

ギャラリートーク

日程:2013年10月27日(日)、11月24日(日) 14:00~15:30

事前申し込みは不要です。

参加費:無料(ただし開催中の「土屋幸夫展」当日観覧券が必要です)
定員:各日先着20名

ガイド:目黒区美術館学芸員

月と娘 1943 年
油彩/キャンバス 25.5×36.0cm
東京国立近代美術館蔵

死の灰 1954年
水彩・クレヨン/紙 51.0×68.9cm
目黒区美術館蔵

群像 1955年
油彩/キャンバス 97.1×130.4cm
目黒区美術館蔵
(第3回日本国際美術展出品作)

パッサージュ 1959年
油彩/キャンバス 191.0×252.5cm
目黒区美術館蔵

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