展覧会 開催終了

ふたつの時代-所蔵品でたどる「パリの日本人」 第一部

フジタのいる街角-巴里の誘惑、1910~30年代

会  期:
2014年10月25日(土)〜2014年12月7日(日)
時  間:
10:00~18:00
(入館は17:30まで)
休館日:
月曜日 ただし、11月3日(月曜日)及び11月24日(月曜日)は開館し、11月4日(火曜日)及び11月25日(火曜日)は休館。
観覧料:
一 般 500円(400円)
大高生・65歳以上 400円(300円)
小中生 無料   
( )内は20名以上の団体料金、障がいをもつ方は半額、付添い者1名は無料 ※第一部のチケット半券ご持参で、第二部(会期:2015年2月14日~3月22日)の観覧料が団体料金となります。受付でご提示ください。

主催 公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館

開催一覧

目黒区美術館では、作品収集の基本的な方針のひとつとして、「海外で学んだ画家たちとその作品」を掲げて作品収集を進めてきました。本年度は、この絵画作品の中から、戦前・戦後、ふたつの時代のパリに関わった画家と作品を二部構成でご覧いただきます。

その第一部となる本展では、第一次世界大戦前夜の1910 年頃から1940 年頃まで、パリを舞台に、研鑽をつみ、時に脚光を浴びた日本人たちの足跡を思い起こします。本展の「経糸」となるのは、当館でもシャーマン・コレクション」はじめ、多くの作品を所蔵する藤田嗣治。藤田が日本を旅立った1913 年、すでにパリでは何人もの日本人画家たちが制作に励んでいましたが、本展は、まず「藤田以前」の作家たち(安井曾太郎、梅原龍三郎、澤部清五郎 ほか)の作品を第一章として取り扱い、明治末~大正初期の画家たちの留学」の跡を検証します。パリで苦闘の中から制作の方向を定めた藤田は、1920 年代前半には画壇の寵児となります。続く第二章以下では、第一次世界大戦を挟んで1920 年代後半にかけてパリに渡った多くの作家たちの中から、藤田とその周辺の画家たち(高野三三男、小柳正、岡鹿之助 ら)の作品群、そして、伊原宇三郎や児島善三郎など1920 年代半ばから数を増したパリ在住の日本人作家たちをとりあげます。豊かに成熟した伝統の上で、さまざまな価値観が交錯する華やかなパリにあって、古典から同時代の最尖端まで、幅広く奥深い絵画の世界に触れた日本人たちは、貪欲に知識と技術を吸収しながら、やがて西欧文明と自らの内なる日本をめぐる問題にも直面することになります。作品収集と並行して、目黒区美術館では、海外での日本人画家たちの制作や日常生活を伝える、多くの希少な周辺資料を収集してきました。エスキースや素描、画材はじめ勉学や制作を示すものから、さまざまな印刷物、音楽や文学、バレエやオペラからキャバレーまで、画家達の興味を引いたさまざまなものにかかわるチケットやパンフレット、さらにはメトロやバトゥのチケットやデパートの包み紙まで戦前の日本人画家たちの制作と生活の姿、画家たちの息遣いをご覧いただきます。

 

出品作家一覧(五十音順)

青山義雄、旭谷左右、安宅安五郎、足立源一郎、荒井龍男、猪熊弦一郎、伊原宇三郎、上野春香、梅原龍三郎、大久保作次郎、太田三郎、大橋了介、岡鹿之助、岡田謙三、荻須高徳、角浩、鹿子木孟郎、加山四郎、川村清雄、北蓮蔵、木内克、木下孝則、木下義謙、工 藤信太郎、国松桂渓、栗原信、高野三三男、児島善三郎、小寺健吉、小林萬吾、小堀四郎、小柳正、坂田一男、坂本繁二郎、里見勝蔵、佐分真、澤部清五郎、島 村三七雄、清水登之、霜鳥正三郎、鈴木千久馬、鈴木誠、鈴木良三、清野恒、高崎剛、高畠達四郎、田崎廣助、田中佐一郎、田中保、辻永、椿貞 雄、中川紀元、中村研一、中村義夫、長谷川潔、板東敏雄、平賀亀佑、福沢一郎、藤田嗣治、益田義信、満谷国四郎、宮田重雄、宮本恒平、三輪四郎、村井正誠、森田元子、安井曾太郎、矢崎千代二、矢橋六郎、山尾薫明、山口薫、山下新太郎、山本鼎、横手貞美、若山為三

 

プレスリリースはこちら

 

 

01_藤田嗣治 赤毛の女_HP用 藤田嗣治≪赤毛の女≫1917年
水彩・紙/目黒区美術館蔵
ⒸFondation Foujita/ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2014
D0743

03_安井曾太郎 パリの公園_HP用 安井曾太郎≪パリの公園≫1911年
油彩・キャンバス/目黒区美術館蔵

02_藤田嗣治 カフェ_HP用 藤田嗣治≪カフェ・ドゥ・ラ・ロトンド≫1925年 銅版・紙/目黒区美術館蔵
ⒸFondation Foujita/ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2014
D0743

05_荻須高徳 パリのカフェ_HP用 荻須高徳≪パリのカフェ≫1931年
油彩・キャンバス/目黒区美術館蔵
ⒸADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2014
D0751

07_高野三三男 ヴァイオリン_HP用 高野三三男≪ヴァイオリンのある静物(コンポジション)≫ 1937年頃
油彩・キャンバス/目黒区美術館蔵

11_坂田一男 浴室の二人の女_HP用 坂田一男≪ 浴室の二人の女≫1928年
油彩・キャンバス/目黒区美術館蔵

09_さまざまなチケット類_HP用 さまざまなチケット類
1920年代後半/目黒区美術館(寄託)

ページ先頭へ
展覧会・催事
開催一覧
過去の開催一覧