開催日:2020年9月12日(土)~2020年9月12日(土)
2017年からシリーズで開催している館長トークの第4弾。
インド仏教美術を研究するため現地へ留学した秋山館長が、貴重な画像の数々とともに、インド仏教美術について、親しみやすいテーマを選んで解説します。
今回はブッダの前世について説いた『本生話(ジャータカ)』のなかから、特に好まれた主題を3つ選び、インドから伝播した仏教文化の広がりとともに、アジア諸地域での作例も検証します。講座の冒頭に、今回のトークの趣旨と概要をお話しし、同日に3つのテーマをお話します。
※当講座は、新型コロナウィルス感染症予防のため中止となった令和元年度のプログラム(2020年2月23、24日開催予定)を令和2年度に再編成して行うものです。
日時 | 2020年9月12日(土) 13:30~17:00 (途中休憩有り) |
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講座概要 | 3つのテーマをそれぞれ50分ほどでお話しします。 1.「大猿本生」 ブッダの前生であった猿の王が、自らの身体を橋の一部として仲間たちの窮地を救います。 2.「ルル鹿本生」 ブッダの前生であった黄金色の鹿が、河の中で溺れている男を救助しましたが、この男の裏切りによって窮地に陥ります。 3.「六牙象本生」 ヒマラヤ山中にすむ6本の牙をもつ象王はブッダの前生でしたが、ふもとの王国から派遣された狩人の求めに応じ自ら牙を与えます。 |
講師 | 目黒区美術館 館長 秋山光文 |
会場 | 目黒区美術館 本館2階展示室 |
対象 | 高校生以上(定員50名) |
参加費 | 聴講無料・要申込(先着順) 定員に達したため申込受付は終了しました |
注意事項 | ※開催日は、展示替え期間中のため、同時開催の展覧会はありません。 ※会場の座席は十分な間隔をあけて設置しております。 ※新型コロナウイルス感染拡大状況によりましては、中止になる場合がございます。最新の情報につきましては当館ホームページをご確認ください。 |
サーンチー第1塔西門
「大猿本生浮彫」サーンチー第1塔西門南柱
「ルル鹿本生浮彫」パールフット出土欄楯柱
「六牙象本生壁画」アジャンタ石窟第17窟
定員に達したため申込受付は終了しました