展覧会

目黒区美術館コレクション展 日々のよろこび2021

概要

展覧会名目黒区美術館コレクション展 日々のよろこび2021
会期2021年11月13日(土)~2021年12月19日(日)
休館日月曜日
時間10:00〜18:00(入館は17:30まで)
観覧料一 般 700(550)円
大高生・65歳以上 550(400)円
中学生以下 無料
*障がいのある方とその付添者1名は無料。
*(  )内は20名以上の団体料金。
*目黒区内在住、在勤、在学の方は、受付で証明書類をご提示頂くと団体料金になります。
*各種割引の併用はできません。
主催等主催  公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
会場本館2階                                      
概要

田中敦子《ターゲット》1962 年 目黒区美術館蔵 © Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association

 2020 年1 月頃より拡大した新型コロナウイルスの感染により、私たちは幾度かの緊急事態宣言による自粛生活を経験しました。外出や移動の自粛、マスクの着用など、私たちの生活の自由は様々に制限を受けました。
 しかし、息苦しい生活の中にあっても、私たちの日々の暮らしの中にはちょっ としたよろこびがあります。

 本展が開会した後、11月30日からは「障がいのあるアーティストによる作 品展 日々のよろこび2021」展を同時開催いたします。この同時開催展に関連し、本展では、当館のコレクションの中から、ほのかな心地よさや温もり、幸せなどを感じさせるような作品を取り上げ、私たちが何気ない日常の中で 感じる「よろこび」に着目します。

 苦しい状況の中にあっても、むしろそのような状況下でこそ、芸術は私た ちの心に潤いを与えてくれることがあります。本展をとおし、美術館に足を運 び作品を観ること自体が、私たちの暮らしの中の「日々のよろこび」となれ ば幸いです。
第1章 カラフル

靉嘔《虹のエンバイラメント》 1962年 目黒区美術館蔵

鮮やかな色彩、豊かないろどりは、
私たちの心を踊り立たせ、ワクワクさせます。

出品作家(敬称略(以下同じ)): 
田中敦子、靉嘔、桂ゆき 他



第2章 心地よさ:柔らかな形、軽やかな線

土屋幸夫《箱根 ʻ71》 1971年 目黒区美術館蔵

フワフワと柔かなものや浮かんでいるもの、
シュッシュッと引かれた軽やかな線は、
心地よさを感じさせます。

出品作家:
土屋幸夫、李禹煥、堂本尚郎、堀浩哉 他
第3章 光の中で

斎藤豊作《羊飼い》 1906-12年 目黒区美術館蔵

光は、温もりを生じさせるだけでなく、  
視覚的には明るさや色彩をも生み出します。  
光は、私たちに希望を与えてくれるものです。

出品作家:
斎藤豊作、武内鶴之助、長谷川潔 他
第4章 笑いとユーモア、そして遊び

秋岡芳夫《蟻の巣みつけたよ》1954年 目黒区美術館蔵

どんなに緊張して心が固くなっていても、
思わずクスッ、ニヤッとしてしまった時は、
気持ちが緩みます。そして、大人でも子どもでも、
遊びは人生を豊かにしてくれます。

出品作家:
秋岡芳夫、浜田知明、吉村弘 他
第5章 カワイイ

草間彌生《南瓜(黄)》 1982年 目黒区美術館蔵  *画像転載不可

小動物や子どもなど、
カワイイものは人の心を和ませます。
近年は、日本文化を表すキーワードとしても
用いられるようになりました。

出品作家:
草間彌生、藤田嗣治、矢柳剛 他
第6章 僕らはみんな生きている

池田満寿夫《日光浴する貴婦人たち》1962年 目黒区美術館蔵

何気ない日常の中でも、ふと生きていることが
素晴らしいと感じる瞬間があります。
コロナ禍の中で、一瞬マスクを外して吸った空気。
汗をかいた後のシャワーのお湯の心地よさ。

出品作家:
池田満寿夫、岡田謙三、黒崎彰 他

関連イベント

トイで遊ぶ休日の昼下がり

色や形が美しいだけでなく、積んで、組んで、並べて楽しい、当館収集のトイ(構成玩具)に実際に触れて頂けます。
当館 のトイコレクションボランティアチームがサポートします。
この機会にぜひご体験ください。

日時:会期中の土日及び祝日の13:00 ~ 16:00
会場:2 階展示ロビー プレイコーナー
ナビゲーター:トイコレクションボランティアチーム
参加費:無料(高校生以上は当日の展覧会観覧券が必要)*事前申込不要




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