東京・区立美術館ネットワーク連携事業 東京の猫たち
概要
展覧会名 | 東京・区立美術館ネットワーク連携事業 東京の猫たち
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会期 | 2022年4月23日(土)~2022年6月12日(日) |
休館日 | 月曜日 |
時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
観覧料 | 一 般 800(600)円
大高生・65歳以上 600(500)円
中学生以下 無料
*ご入館のための日時指定予約は必要ございません。開館時間内に直接お越しください。
*障がいのある方とその付添者1名は無料、( )内は 20 名以上の団体料金
*目黒区在住・在勤、在学の方は受付で証明書類をご提示いただくと団体料金になります(他の割引との併用はできません)
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主催等 | 主催 公益財団法人 目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館 |
作品リストPDF:743KB
チラシ PDF:1995KB
概要
目黒区美術館は今から35年前の1987年に、都内7番目の区立の美術館として開館しました。2018年から、都内の区立美術館11館が集まり、「東京・区立美術館ネットワーク」として連携活動を続けています。これまで、各館の活動を紹介するチラシの共同作成や、討論イベント、情報交換などを行ってきました。この度は、このネットワークに参加するコレクションを有する10館から、猫を描写した作
品が、目黒区美術館に集結します。各館自慢の猫たちは、単に可愛らしいだけでなく、作家が
猫を描くことの意味を提示しています。猫は、画家にとっては繊細な毛を、彫刻家にとってはしなやかな身体のラインを表現できるモティ―フです。また、多くの芸術家にとって、猫は社会にとらわれない自由な存在としての憧れや共感の対象でもあります。古くから猫は勇猛な「虎」の画題にも連なりますが、本年2022年は寅年でもあります。身近で親しみやすい猫を取り上げていますが、実際にご覧いただく作品は、各館のコレクションの特徴を反映しています。展示をとおして、多彩な東京の区立美術館の活動についてもご紹介します。
小野木学《「ねこの王様」挿絵原画》(部分)1974 年
アクリル・キャンバスボード、32.0×41.0cm
練馬区立美術館
山下菊二《そこあさり》1955 年、油彩・キャンバス
80.2×64.3cm、豊島区
稲垣知雄《猫面 A》1974 年、木版・紙、15.0×10.0cm
世田谷美術館
朝倉文夫《たま(好日)》1930 年、ブロンズ
45.5×37.7×19.0cm、台東区立朝倉彫塑館
市川甘斎《葛飾真草画譜 上》 画帖、24.2×33.6cm、すみだ北斎美術館 (4月23日~ 5月22日までの展示)
川端龍子《眠猫》 1933 年、絹本彩色、66.5×85.8cm(一幅) 大田区立龍子記念館
柴田是真《猫鼠を覗う図》
1884 年、絹本著色、132.1×42.3cm(一幅)
板橋区立美術館
秋山泰計《〈夢の旅Ⅱ〉B猫(部分)》
1985年、木版、墨・紙、51.4×72.6cm
渋谷区立松濤美術館
木下晋《シロ 1》1988年
鉛筆・ケント紙、50.0×99.8cm
目黒区美術館
関連イベント
大人のための美術カフェ番外編「猫でつなぐリレー・トーク」(「東京の猫たち」関連催事)全3回
作品を出品しているネットワーク参加館の学芸員が、自館の作品について語ります。(定員:各回20名)
開催場所:目黒区美術館1Fワークショップ室
聴講無料、但し当日の観覧券が各回ごとに必要です。
タイトル
| ミステリアスな猫の魅力
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日 時
| 2022年5月14日(土)14:00-15:00
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ナビゲーター
| 渋谷区立松濤美術館、練馬区立美術館、豊島区文化商工部文化デザイン課芸術文化推進グループ、目黒区美術館 各学芸員
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タイトル
| 猫を愛した芸術家:朝倉文夫、熊谷守一、稲垣知雄 |
日 時
| 2022年5月22日(日)14:00-15:00 |
ナビゲーター
| 台東区立朝倉彫塑館、豊島区立熊谷守一美術館、世田谷美術館 各学芸員
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タイトル
| 今年は寅年、虎と猫 |
日 時
| 2022年6月5日(日)14:00-15:00
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ナビゲーター
| 板橋区立美術館、大田区立龍子記念館、すみだ北斎美術館 各学芸員
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