目黒区美術館コレクション展 版画いろいろ+特集展示 秋岡芳夫全集6 銅版画
概要
展覧会名 | 目黒区美術館コレクション展 版画いろいろ+特集展示 秋岡芳夫全集6 銅版画
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会期 | 2023年10月7日(土)~2023年11月12日(日) |
休館日 | 月曜日 *ただし、10月9日(月・祝)は開館、10月10日(火)は休館 |
時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
観覧料 | 一 般 700(550)円
大高生・65歳以上 550(400)円
中学生以下 無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障がいのある方とその付添者1名は無料
*目黒区在住、在勤、在学の方は受付で証明書類をご提示いただくと団体料金になります。
*他の割引との併用はできません。
*ご入館のための日時指定予約は必要ございません。開館時間内に直接お越しください。
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主催等 | 主催 公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館 |
チラシPDF:598KB
作品リストPDF:817KB
版があって画ができるー版を作り、紙などに写し取る版画は、多種多様な制作方法があります。版木の凹凸からうまれる力強い表現の木版画[凸版]、緻密な線表現が可能な銅版画[凹版]、描画した風合いがそのまま反映されるリトグラフ[平版]、インクの物質感が特徴的なシルクスクリーン[孔版]。 また、銅版画一つとっても、金属板に彫刻刀で直接彫るエングレーヴィング、金属腐蝕の作用を利用したエッチング、版の無数の傷から独特の黒い面が得られるメゾチントなど、技法によって、使う道具が異なり、表現できる線や画面も大きく変わります。
目黒区美術館では、こうした多様な技法で制作された、様々な作家による版画作品を収蔵しています。1点からなる作品、複数枚の連作で1つの作品とするもの、版画集など、形態も異なります。本展では、版画技法の特徴に着目し、当館コレクションの中から版画のいろいろな魅力を紹介いたします。
〔出品作家〕
青木野枝、池田満寿夫、柄澤齊、清原啓子、草間彌生、国吉康雄、駒井哲郎、中林忠良、長谷川潔、深沢幸雄、松原直子、山本鼎、淀井彩子 ほか
凹版 |
凸版 |
化学反応により、緻密な線の表現が可能な銅版画 |
版木の凹凸からうまれる力強い表現の木版画 |
瑛九 ≪シグナルA≫ 1953年
エッチング・紙 目黒区美術館蔵
畦地梅太郎 版画集『山の呼ぶ声』より《山の鳥》 1963年
木版・紙 目黒区美術館蔵
孔版 |
平版 |
均一に広がるインクの物質感が特徴的なシルクスクリーン |
描画した風合いがそのまま反映されるリトグラフ |
矢柳剛 版画集『愛の動物誌 第2部』より「P」 1973年
シルクスクリーン・紙 目黒区美術館蔵
小作青史 版画集『VARIATION A』より「1.」 1974年
リトグラフ・紙 目黒区美術館蔵
特集展示
秋岡芳夫全集6
銅版画
特集展示として「秋岡芳夫全集」を開催します。このシリーズ展は、2011(平成23)年に開催した目黒ゆかりの工業デザイナー秋岡芳夫の回顧展「DOMA 秋岡芳夫展」後に開始しました。6 回目となる今回は、1950年代に制作された銅版画を中心にその魅力に迫ります。
秋岡芳夫 ≪夜の楽士達≫
1953年/メゾチント・紙
目黒区美術館蔵
関連イベント
版画の実験室
身近な材料(紙やクリアファイルなど)でどんな版画ができるかチャレンジ!版画作品を鑑賞したら、実際に自分で作ってさらに版画の世界を楽しみましょう!
日時 | 2023年10月17日(火)~27日(金)13:00~16:00
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場所 | 目黒区美術館1階ワークショップ室
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参加費 | 無料 *但し、当日の観覧券が必要です |
対象 | どなたでも *未就学児は保護者と一緒にご参加ください |
参加方法 | 当日受付、入退場自由 *混雑時は人数を制限する場合があります |
大人のための美術カフェ
本展の担当学芸員が、展覧会の見所などについて語ります。
日時 | 2023年10月21日(土)14:00~15:00 |
場所 | 目黒区美術館1階ワークショップ室 |
ナビゲーター | 当館学芸員 |
参加方法 | 当日先着順(直接会場にお越しください) |
料金 | 聴講無料(但し、当日の観覧券が必要です) |
定員 | 35人程度 |