イベント

セミナー

長谷川堯の建築セミナー 10回シリーズ 村野藤吾から20世紀建築を視る―複眼的近代建築史のこころみ 2部-20世紀建築を貫く、四つの潮流

概要

開催日:2012年12月1日(土)~2013年3月3日(日)

1966年、東京都目黒区中目黒の住宅街に、村野藤吾(1891~1984)設計の千代田生命本社ビルが竣工しました。村野藤吾の代表作に数えられ る本建築は、2003年に目黒区が取得し、コンバージョン(用途変更)のための改修工事が行われ目黒区総合庁舎として生まれ変わり、現在目黒区民の生活の 基点となっています。

村野藤吾75歳の作品となるこの建物は、高度経済成長を遂げる日本において、千代田生命本社初代社長門野氏の熱い思いと、村野藤吾の造形表現が見事 に結びつき、数々の見どころを内包しています。目黒区美術館では、本建築を目黒区の建築的文化財としての視野で受け止め、2004年には、「村野藤吾の ディテール展」を開催し、以来、目黒区総合庁舎の建築ツアーを、7名の建築ガイドスタッフにより毎年行っています。

目黒区美術館では、改めて村野藤吾の魅力を振り返り新しい視点を獲得するため、村野研究の第一人者の長谷川堯氏による、建築セミナーを開催しています。「複眼的近代建築史のこころみ」と題し、毎回のテーマに合わせ、豊富なスライドと熱の入った長谷川トークが評判です。このたび第2部5回の詳細がきまりましたので、申し込みの受付を行います。

長谷川氏によって20世紀世界建築の中で語られる村野建築の魅力がどのような展開になるか、ご期待下さい。

※2013年1月12日(土)の第3回目は、展示替期間中の開催となります。

協力:沢良子(建築史、東京造形大学教授)、佐藤健治(建築家、矩須雅建築研究所代表)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆村野藤吾から20世紀建築を視る―複眼的近代建築史のこころみとは


20世紀半ば、スイスの建築家ジ―クフリード・ギーディオンによって建築の最終到達点として提唱された「モダニズム」。

建築史を時系列の様式でつなぐ、単眼的ともいうべきこの歴史観は、「モダニズム建築」の位置づけを決定的なものにし、20世紀の建築史全体を大きく支配するものとなった。

その流れに一石を投じ、時系列や様式を越えた建築世界を現わした建築家村野藤吾。このセミナーでは、村野の豊かな建築世界を通してモダニズムとは異なる複眼的近代建築史について長谷川堯氏が考察する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

申込方法


メール、FAX、往復ハガキいずれかの方法で、参加希望講座名(開催日も)、参加人数、代表者のお名前(ふりがな)、年齢、ご住所、電話番号(昼間に繋がる連絡先)、お持ちであればメールアドレス・FAX番号を明記の上、下記までお申し込みください。

※メールでお申し込みの場合は送信時、件名に「建築セミナー希望」とご記載ください。

※先着順となります。

※定員に達した場合はその旨ホームページに掲載します。申込到着と前後する場合がございますがご了承ください。

申込先


目黒区美術館 「建築セミナー」係
〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36

メール:mmatoffice@mmat.jp

FAX:03-3715-9328

1966年、東京都目黒区中目黒の住宅街に、村野藤吾(1891~1984)設計の千代田生命本社ビルが竣工しました。村野藤吾の代表作に数えられ る本建築は、2003年に目黒区が取得し、コンバージョン(用途変更)のための改修工事が行われ目黒区総合庁舎として生まれ変わり、現在目黒区民の生活の 基点となっています。 村野藤吾75歳の作品となるこの建物は、高度経済成長を遂げる日本において、千代田生命本社初代社長門野氏の熱い思いと、村野藤吾の造形表現が見事 に結びつき、数々の見どころを内包しています。目黒区美術館では、本建築を目黒区の建築的文化財としての視野で受け止め、2004年には、「村野藤吾の ディテール展」を開催し、以来、目黒区総合庁舎の建築ツアーを、7名の建築ガイドスタッフにより毎年行っています。 目黒区美術館では、改めて村野藤吾の魅力を振り返り新しい視点を獲得するため、村野研究の第一人者の長谷川堯氏による、建築セミナーを開催しています。「複眼的近代建築史のこころみ」と題し、毎回のテーマに合わせ、豊富なスライドと熱の入った長谷川トークが評判です。このたび第2部5回の詳細がきまりましたので、申し込みの受付を行います。 長谷川氏によって20世紀世界建築の中で語られる村野建築の魅力がどのような展開になるか、ご期待下さい。 ※2013年1月12日(土)の第3回目は、展示替期間中の開催となります。 協力:沢良子(建築史、東京造形大学教授)、佐藤健治(建築家、矩須雅建築研究所代表) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆村野藤吾から20世紀建築を視る―複眼的近代建築史のこころみとは

20世紀半ば、スイスの建築家ジ―クフリード・ギーディオンによって建築の最終到達点として提唱された「モダニズム」。 建築史を時系列の様式でつなぐ、単眼的ともいうべきこの歴史観は、「モダニズム建築」の位置づけを決定的なものにし、20世紀の建築史全体を大きく支配するものとなった。 その流れに一石を投じ、時系列や様式を越えた建築世界を現わした建築家村野藤吾。このセミナーでは、村野の豊かな建築世界を通してモダニズムとは異なる複眼的近代建築史について長谷川堯氏が考察する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

申込方法

メール、FAX、往復ハガキいずれかの方法で、参加希望講座名(開催日も)、参加人数、代表者のお名前(ふりがな)、年齢、ご住所、電話番号(昼間に繋がる連絡先)、お持ちであればメールアドレス・FAX番号を明記の上、下記までお申し込みください。 ※メールでお申し込みの場合は送信時、件名に「建築セミナー希望」とご記載ください。 ※先着順となります。 ※定員に達した場合はその旨ホームページに掲載します。申込到着と前後する場合がございますがご了承ください。

申込先

目黒区美術館 「建築セミナー」係 〒153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36 メール:mmatoffice@mmat.jp FAX:03-3715-9328

コース

《2部-20世紀建築を貫く、四つの潮流》 4、アーツ&クラフツ運動と、ヴァナキュラリズム(Vernacularism)の系譜

《2部-20世紀建築を貫く、四つの潮流》 1、アントニオ・ガウディと、チュービズム(Tubism)の系譜

《2部-20世紀建築を貫く、四つの潮流》 2、ル・コルビュジェと、キュービズム(Cubism)の系譜

《2部-20世紀建築を貫く、四つの潮流》 3、ブルーノ・タウトと、クリスタリズム(Crystalism)の系譜

《2部-20世紀建築を貫く、四つの潮流》 5、20世紀建築とは果たして何だったのか-総括

ページの先頭へ